本当に出会えるアプリはココだ!
あれよあれよという間に、出会い系もスマートフォンで楽しむ時代になりました。でも、この変化は悪徳業者にとっても絶好のチャンス。ガラケーにはなかった新たな手口の悪質出会い系アプリが激増しています。
ここでは、そんな危ない出会い系アプリの見分け方を解説しつつ、本当に出会えるアプリをご提案します。見分け方なんぞ知っとるわい!という方は、早速下のバナーから僕のおすすめ出会い系アプリランキングをご覧下さいませ。
出会い系アプリ市場の悲惨な現状
AppleのApp SoreやAndroidのGoogle Play。これらスマートフォンの公式アプリストアで出会い関連のアプリを検索してみると、とにかく悲惨です。
本当に出会えるアプリはごくわずか。出会えないアプリが圧倒的多数派でストアを支配しているんです。
簡素なプロフィール・検索・チャット機能は共通で、デザインを変えただけの量産アプリ。運営会社(個人名の場合もありますね)をググっても全く情報がないアプリ。
そんな怪しすぎる出会い系アプリで相手を探すことは絶対おすすめしません。
危ない出会い系アプリの3パターン
では、ここからは危険な詐欺アプリの主な手口を3パターン紹介します。
1.出会い系「風」アプリ
恋人探し・即会い・出会い系チャットなどの言葉を使い、モロに男女の出会いを助長する宣伝をしておきながら、利用規約には「異性交際目的の利用禁止」なんて書いてある出会い系「風」アプリ。
そもそも、出会い系サービス(インターネット異性紹介事業)を営む事業者は出会い系サイト規制法に基づいて、都道府県公安委員会に事業開始の届出をして認定を受けなければいけないことになっています。
例えば、人気出会い系の1つ『ハッピーメール』を見てみると、こんな風に明記されています。
当然、僕がおすすめしている出会えるアプリ達は全て認定を受けています。
ところが今、公式アプリストアの出会い部門に並んでいるアプリの大半が、実はインターネット異性紹介事業の認定を受けていない…、つまり本当は異性との出会い目的利用が禁止のサービスなんです。
例えば、出会い系「風」アプリの有名どころ『ダレログ』の縦長の利用規約をスクロールしていくと…
なんて、誰も読まない辺りにこっそり書いてあります。モロに恋活アプリのイメージで宣伝しておきながら、規約では男女の出会い禁止!をうたっている…そんな決定的な矛盾を抱えた、法的にもグレーな存在なんですね。
また、インターネット異性紹介事業者には公的な身分証かクレジットカードによる児童でない(18歳未満でない)ことの確認が義務付けられていますが、出会い系「風」アプリにはきちんとした年齢確認がないので、児童も簡単に参加できてしまいます。
実際には一般女性とメッセージ交換すらマトモにできないアプリが大半ですが、万が一やり取りできて会えたとしても、僕ら大人側も児童買春で検挙されたり、弱みにつけ込まれて脅されたり(美人局)するリスクが高いってこと。
こんな危なっかしい場所で恋活するなんて、やっぱりオススメできませぬ…。
2.料金が高すぎるアプリ
無料で出会える風を装っておきながら、出会うために必要な機能は有料という手口。それでも良心的な料金設定ならいいのですが、高額課金なのが大問題です。
先程も登場した『ダレログ』の例ですが、全国の誰かにメッセージを送るランダムメッセージ機能は無料なので「基本無料」と宣伝しています。でも、ランダムメッセージじゃ実際の出会いに結びつきません。
で、現実的に出会えるエリアにいる女性に狙い撃ちでメッセージを送る機能は有料です。しかも…
ワクワクメールやハッピーメールといった人気マッチングアプリのポイント(P)に当たるのが、ダレログのゴールド(G)ですが、1G=10円なのでメッセージを1通送るだけで200円もかかります。人気どころの相場は1通50円ですから、どう考えても、ぼったくり過ぎ。
おまけに、このパターンの多くはインターネット異性紹介事業ではないので、本当は異性交際目的の利用禁止。『ダレログ』も実はLINE IDや直アドの交換すらできないシステムになっています。そうです、出会えない仕組みなのに料金激高…。
これと同じ手口のアプリがAndroidにもiPhoneにもゴロゴロあり、しかも公式アプリストアのユーザーレビューを見ると評価が異常に高い(←自作自演のヤラセ…)ので、その裏舞台を知らない男子達はついダウンロードして使ってしまうのです。
3.掲示板アプリ
もう1つ、犯罪の温床になっているのがLINE掲示板アプリ。プロフとLINE IDを投稿して異性からの連絡を待つ、もしくは異性のプロフとLINE IDを見て連絡するという仕組みのメッセージ交換仲介アプリです。代表的なのが『ひまトーーク』ですね。
LINE掲示板と言っても、本家本元のLINEとは全く関係のない組織が運営しています。
掲示板アプリが問題なのは年齢確認や電話番号認証ナシで登録できてしまうところ。自分が投稿する時に年齢確認が必要なところもありますが、掲示板を見るだけなら業者だろうが、美人局のような犯罪者だろうが、18歳未満だろうが完全スルーです。
ってことは、掲示板で自分のLINE IDをさらしてしまえば、それを見た悪徳業者やら犯罪者やら児童やらが簡単にこちらのLINEにメッセージを送れるわけ。ホイホイ釣られてしまったら、かなりメンドクサイことになるのは想像がつくと思います。
それに、そもそも不特定多数の見知らぬ男達にLINE IDをさらす女性なんて普通はいないわけで、掲示板に投稿しているのも業者や援助が大半。
事実、掲示板アプリに起因する犯罪が急増しています(参考:性犯罪などの被害が急増、きっかけは「ひまトーーク」か)。児童の被害者が増えているということはイコール、警察の厄介になる大人も増えているということですよね。
最近は本家LINEも掲示板アプリに投稿されたIDを利用停止処分にするといった対策も取っているので、LINEを使えなくなるスクがあることも付け加えておきます。